今回は、海外大手メディアのThe Huffington Post(ハフィントンポスト)にスポットを当てたいと思います。
The Huffington Postは優れた報道に贈られるピューリッツァー賞を、初めて受賞したブログメディアです。
Huffington Postは現編集長のアリアナ・ハフィントン氏が2005年に立ち上げたリベラルなニュースブログサイト。政治、医療、教育、ライフスタイルなど多岐にわたるテーマをハフィントン氏をはじめとする著名ブロガーが扱うほか、バラク・オバマ米大統領や俳優のジョージ・クルーニーなど多様な著名人や政治家、学術関係者など約9000人が寄稿しており、1カ月当たりのユニーク訪問者数は約3700万人。(It media-ブログに初のピューリッツァー賞 Huffington Postが受賞より)
◆facebook・twitterなどのソーシャルアカウントを活用したログイン機能
通常の会員登録の場合、名前やメールアドレスなど全て手入力で行う必要がありました。
しかし近年、アメリカを中心にソーシャルメディアの普及により会員登録の簡略化が進んでいます。
その実例として挙げられるのがThe Huffington Postです。
facebook・twitter・Google、その他多くのアカウントに対応しています。
【メリット】
・会員登録の手間を省ける。
・ソーシャルアカウントでログインすることで、facebookなどで繋がっている友達のサイト内のアクティビティを見ることができる。
・自分と関心の近い人がどのような情報を見ているかが把握できるため情報収集の効率が見込める。
◆充実したソーシャル連携
・記事に対してソーシャルアカウントでログインするコメント機能(サイト内でのコメントを同時にソーシャル上に広げることができる)
・コメントを保存するお気に入り機能
・ソーシャル上でシェアされている人気記事をトップ・個別ページに表示
◆Kloutスコア・ゲーミフィケーション機能
これらの機能は多くのソーシャルサービスが普及しているアメリカだからこそ可能な部分です。
Kloutスコアとは:twitterやfacebookなどのソーシャル上の影響力をスコアで可視化するサービス。
つい最近、このような記事「Kloutのスコアが40以上だとサンフランシスコ空港のVIPラウンジが無料で使える-キャセイがキャンペーン開始」がでましたね。
個別記事に対してKloutスコアが高いソーシャル上で影響力のある人物がどのようなコメントを残しているのかを把握することができます。
ゲーミフィケーション機能:ユーザーのアクティビティに応じて、HuffPost Social Badgesというバッジ機能を付与しています。
このバッジは位置情報SNSのfoursquareのバッジ機能を活用しているようです。
◆なぜ、メディア企業が自社サイトをソーシャル対応させる必要があるのか?
ソーシャル活用の先端を走っているHuffington Postですが、もちろんただ単に流行りの機能をどんどん付け加えれば良いという訳ではありません。
ソーシャル連携により見込める効果として、”ソーシャルからのトラフィックによるPV数の向上・友人のシェアした記事がわかるアクティビティフィードやゲーミフィケーションによるサイト内滞在時間に伴う広告の収益性向上“が見込めるのではないかと考えています。
そこで今後必要になってくるのは、ユーザーがシェアした後の行動を効果測定ができるツールの開発・ユーザーのアクティビティを分析したコンテンツ作りではないでしょうか。
twitter・facebookなどのアカウントを新たに開設していいね数・シェアを増やしてバイラルを狙う現在の一時的な手法から、広告費用をかけて集めたユーザーが元々いるオウンドメディアを生かした継続的なアプローチとの組み合わせへと日本も変化を遂げていくと思います。
















